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眼障害・眼病3
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コンタクトが原因となりやすい眼病・眼障害(3)

 前のページでも説明したコンタクト使用者に起きやすい主な眼病・眼障害について更に紹介していきます。

角膜ヘルペス(かくまく-へるぺす)

症状

  大きく分けると2種類が存在し、角膜の上皮で起こる上皮型の角膜ヘルペスと、その内側の実質で起こる角膜ヘルペスのパターンが存在します。
上皮型は目のころ付きや軽い痛みが感じられますが、視界にはほとんど影響が出ません。実質型の場合は視界が悪くなり充血が見られ、視力の低下が起こります
。片目にだけ発症が見られる場合が多いというのが角膜ヘルペスの特徴でもあります。

原因

  口などに出るヘルペス(口唇ヘルペス)と同じ単純ヘルペスウィルスが原因の場合が多いですが、完全に防ぐ方法がありません。
通常成人の方のほとんどは体の中にこの単純ヘルペスウィルスを持っていますが、ストレス・疲労が溜まっていたり体調を崩したときに免疫機能が低下して起こる場合や、目の手術や外因的な刺激によって誘発されると言われています。

治療・対策

  上皮型ではウィルスの活動を抑える為に抗ウィルス剤の点眼などで処置を行います。実質型の場合は上皮型の処置に加えてステロイド剤を用いる事が多いようです。上皮型の方は完治する事が多いですが、実質型の場合は治療痕(白い濁り)が残ってしまい視界不良が治らない場合もあります。
また、実質型は再発の危険性が高いので一旦完治しても気を付けるように心がけましょう。

角膜浮腫(かくまくふしゅ)

症状

  視界がかすんで見えるようになったり、ぼやける、光をいつもより眩く感じてしまうなどの症状が見られます。
悪化すると併発しやすい眼病には角膜血管新生などの様々な角膜障害が挙げられますが、中には光を見たときに、周りに虹色の輪のようなものが一緒に見えてしまう「虹視症(こうししょう)」と呼ばれる眼病と併発される方もいるようです。

原因

  角膜に含まれている水分量の異常により起こります。いわば、角膜のむくみのようなものです。
コンタクトの長時間使用や、酸素透過性の低いレンズの装用による酸素の供給不足が原因で、主に角膜実質にできる水疱の事を角膜浮腫といいます。
このままコンタクトの使用を続けると角膜上皮びらんなどの他の眼障害を引き起こしやすいので、急いで眼科に行きましょう。

治療・対策

  すぐにコンタクトレンズの使用をやめて、抗生物質による点眼を行う場合が多いようです。
レンズが目に合っていない(フィッティングのミス)場合はレンズの作り直しや、レンズの酸素透過性不足から発症しますので、普段のケアを入念に行う事や使い捨てレンズに変える事で対策を行います。
日頃のレンズのお手入れやレンズの性質・使い方を正しく守ることで十分予防できるでしょう。

ドライアイ

症状

  名の通り「目が乾く」症状が見られます。もう少し種類を分けると、涙が止まらないタイプなどのドライアイもありますが広義では前者を指す事が多いようです。
角膜が乾燥することにより目のゴロつきや目ヤニの増加、視界がぼやけるなどの症状も併発される事が多く、パソコンやモニターなどを長時間使用する仕事の方に多く見られる事もドライアイの特徴と言えるでしょう。

原因

  上記のような携帯電話の画面やPCを多用する事で涙の量が減り、まばたきの頻度や回数・時間が減る事で乾燥を招いています。心理的なストレスや年齢と共に涙液の分泌が減るとも言われていますが、もちろんコンタクトの使用からドライアイを発症する事も多いようです。
その他にも夜型の生活スタイルなど、様々な理由からドライアイになる方が近年増加傾向にあります。

治療・対策

  これらの原因を個々に対応し、長時間テレビやパソコンをみる時にはこまめに目を休ませるとか、コンタクト使用者は適度に目薬などでケアする、異常を感じたら無理をせずに眼科に行って検診してもらう等の対策方法が挙げられます。
治療法としては人間の涙に近い成分でつくられた「人工涙液」の点眼、涙点プラグを使用する外科的な方法もあります。