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レンズの種類について
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コンタクトの種類について

 いざコンタクトレンズを買うとなっても、様々なレンズの種類があって初めての方はどんなものを買えば良いかわからなくなってしまうのではないでしょうか。
既に使っている方でも、実はまだ知らないタイプのレンズもあるかもしれませんね。
近年ますますバリエーションが増えたコンタクトレンズの種類について紹介しましょう。
ソフト ハード 使い捨て 角膜矯正 検査 治療

ソフトコンタクトレンズ

 現在ではコンタクトというとこちらのタイプを連想される方が多いかもしれません。フニャフニャと、水分を多く含んだタイプのコンタクトレンズです。

ソフトコンタクトレンズ(従来タイプ型)

ソフトコンタクトレンズ  大きさは1センチ〜1.5センチ程度(黒目ごと覆う程)で、レンズに水分が多く含まれていて、酸素も通し使用感も良く、ハードコンタクトなどと比べて外れにくいのが特徴です。
異物感やレンズの“ズレ”があまり感じられないので、コンタクト初心者やスポーツ選手などに適しているタイプと言えるでしょう。
使用期間は大体1年〜2年と言われており、管理方法や人によっても変わってきます。ただ、ソフトコンタクトは酸素を通しにくい、というのが難点。

使い捨てソフトコンタクトレンズ

  基本的な部分はソフトコンタクトと変わりませんが、試用期間が1日、1週間、2週間など様々で、ソフトコンタクトのように長期的に装用した際に起こるゴミやタンパク質、菌の付着などの問題が起こりにくいタイプです。
いつでも清潔なレンズを着用できる、すぐ取り替えるためケアを行わなくても良いというのが使い捨てタイプの利点ですね。デメリットは種類が少なめで度数もおおまか。
そしてコンタクトを購入する費用面から考えると、他のタイプより若干高めにかかる場合もあります。

新型のハイドロシリコンゲル

ハイドロシロコンゲル  現在ソフトコンタクトレンズに使われている「ハイドロゲル」の酸素透過性が低い(=乾きやすい)という点を改善した新タイプ。従来の透過率から比べると何倍もの透過性があり、より装用感が良いとされています。
この素材のデメリットは“脂質の汚れが付きやすい”という点で、レンズを洗浄する際にこすり洗いが必要です。
世界のコンタクトレンズ会社からも注目されていて、やがてはこのハイドロシリコンゲルが流通のメインになると予想されています。

ハードコンタクトレンズ

 黒目よりも小さく、1センチを切る程度の水分を吸収しないタイプの硬いレンズ。
装用感に慣れるまで時間がかかるなどのデメリットがありますが、ソフトなどに比べるとハッキリ見えるなどのメリットもあります。

ハードコンタクトレンズ

  水分を全く通さないタイプの高純度プラスチックやPMMAからできたハードコンタクトレンズ。
ソフトのように曲がらないので、光学・屈折的に安定したタイプ。ですが酸素を全く通さないので、角膜の呼吸が妨げられ病気を引き起こすこともしばしば。
現在では強い乱視や無水晶体などの場合以外利用されることはほとんどありません。

酸素透過性ハードコンタクトレンズ

  現在ハードコンタクトというとこれが主流のタイプ。初期のハードコンタクトから改善され、酸素などの成分を透過できるようになったタイプです。
まばたきをする時にレンズが動くので、涙腋の交換が出来て長時間利用に一番適しています。激しい運動などで外れることが有りますので、スポーツをする方などには適していません。
乱視の矯正が出来るのも特徴で、蛋白質やゴミなどが付きやすいので慎重な管理が必要という点などがデメリットとされています。
利用期間は3〜4年と長く使用でき、白い曇りなどが見え始めたら交換のサインです。

角膜矯正用コンタクトレンズ(オルソケラトロジー)

 もともと屈折の異常からピントが合わなくなり視力が下がるので、その屈折異常を角膜を矯正する事で治そう、という方法です。
アメリカで開発された技術であり、日本では認可されていなかったのですが、2009年に認可され、現在は市場に出回っています。
具体的な使用方法はというと、寝る時にコンタクトレンズを着用しながら就寝します。そして起床時時に外すと、角膜の形が矯正されていて日中は裸眼で過ごす事が出来る、という方法です。
なにより昼間は矯正器具を付ける必要が無いので煩わしくない、コンタクトを使えない方やもともと角膜が薄いという方にも対応できるというのが嬉しい点ですが、現在保険の適用範囲外で決めかねている方も居るようです。
デメリットとしては欠かさず毎日ケアが必要、毎日矯正をしないと元の視力に元通りになってしまう、という点が挙げられます。

検査用コンタクトレンズ

検査用 主に眼の病気や疾患の際に用いられるコンタクトレンズで、視力の矯正を目的としておらず、診断や検査をし易くするためのものです。
一般的に思い描くコンタクトレンズというよりは、薬事法においてコンタクトレンズと分類されるもの、という考え方が妥当でしょう。

治療用コンタクトレンズ

治療用 “眼の保護”を目的としたコンタクトレンズで、こちらも視力の矯正を目的としていません。
主に角膜の病気や手術を行った後に利用されるもので、いうなれば傷口に付けるバンソウコウのように、眼につけるバンソウコウのようなものです。

 この他にも、乱視用コンタクトレンズや遠近両用のコンタクトレンズなど様々なコンタクトレンズが存在します。